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推定有罪(終)




連続ドラマW
 



吉田の息子・恵一は死んでいた。
吉田から詳細を聞こうとする加山の前に
浅田と浦井が現れ
平尾を殺人未遂の現行犯で逮捕し
桂木も身柄を確保したと告げられ
吉田は観念し全てを告白する。

恵一は大学受験に失敗した後
心神が乱れ
ストレス発散の捌け口に動物を殺めていた。
智子についても抑制が利かず
殺害してしまった。

たまたま居合わせた
桂木が男の身元を調べ
吉田を脅迫して来た。
凶器からも
恵一の犯行を知った吉田だが
篠塚逮捕を知り
この件は忘れろと恵一に言った。
結果
恵一は誰も裁かないから
自分で裁くと
首つり自殺を図った。

ゆえに
吉田曰く
私も恵一も罰を受けたと言う。
でも
加山は
被害者や遺族が求めているのは
罰を受ける事ではない
償って欲しいと思ってるんだ

あなたが犯してしまった最大の罪は
償う機会を永遠に奪ってしまったことだ!


こんな親でも泣いてる姿を見ると、、ってか
ゴリさんの泣きがね、、哀しい。

犯人が分かったと連絡を受けた
弘子と母親は
やり切れないよね。。

美保が智子のお墓に行くけど
智子の母親が思わず
怒りをぶつけて
それは違うだろうーけど
やり場のない怒りは分かる。。
生きていれば
やり直す事も出来るけど
死んでしまったら何も取り返せないもんね。

吉田は殺人未遂教唆の容疑で逮捕され
浅田は辞表を提出。
浅田なりのケジメ。

浅田も加山も
あの時は犯人が篠塚だと信じていた。
けど
思い込みだった。

加山の記事を読み
美保の気持ちを知る事が出来た篠塚は
加山の取材を了解。

改めて記事にした加山は

徹底したつもりだった
その思い込み
過剰な自信、中途半端な正義感が
誤報の原因であり
冤罪を引き起こす原因でもある
冤罪事件に終わりはない
被害者遺族にとっても
心の傷は決して癒されることはない


その先を迷う篠塚に太田早苗は

許すということは難しいが
もし許すとなったら限度はない
ここまでは許すが
ここから先は許せないということがあれば
それは初めから許していないのだ
(けど、個人的には
事態によっては線引きすると思う。
やっぱりね、、簡単ではないと思うのよ)

けど
篠塚は12億円の賠償請求は取り下げた。
大事なものを取り戻せたから。

その篠塚は娘に許され
そして
浅田を許そうと思った。

浅田はその気持ちに涙して、、
でも、辞めるのかな?

加山の検証記事に
鈴木家も動かされ
そして
篠塚と娘も互いの気持ちを知り
石原も救われたと言う。
その石原は
犯罪被害者等基本法の改正は
必ず実現させると。

にしても
篠塚と鈴木の接点って何だっけなぁ?
DNA鑑定は間違ってたとしても
当時 浮上した理由があった筈なんだけど、、
それをもう一回おさらいして欲しかった。

やり残した事にけりをつけ
加山は記者を辞めるつもりだったが、、

書いて下さい
私のこれからの人生 徹底的に取材して
冤罪事件に終わりはないって事を
伝えて欲しい

篠塚に言われ
加山はどうするのかな?
たぶん 続けるのではないかな?
とにもかくにも
篠塚の加山に向けた笑みは
観てるワタシも救われるようなでした。
(許した事が正しいとかではなく)

仲村さん、國村さん始め
俳優さんが素晴らしく
最終回は見応えあった

それぞれの
人の思いに動かれる姿に泣けた。。

加害者側
冤罪被害者
犯罪被害者
冤罪を生むキッカケを作ったジャーナリスト
それに関わった人
どの側の心情も丁寧に描かれ
良い作品だったと思う。

桂木が加山に
獄中手記を出したいから
記事の書き方を教えてには笑ったけど。
(兄貴らしい~というか、、w)

桂木は恐喝で服役?
けど、これがあったから?
篠塚は無罪となったような、、
桂木は結構な重要人物だよね?(笑)
石原は兄貴を弁護して救うべしでは?( ̄∇ ̄;)





原作・・・前川洋一
脚本・・・前川洋一
監督・・・鈴木浩介
エンディング曲・・・プロコル・ハルム「青い影」

加山清治・・・仲村トオル
石原揺子・・・黒木瞳
浅田邦生・・・陣内孝則

鈴木弘子・・・ミムラ
鈴木則之・・・光石研
鳴瀬実・・・中村俊介
長田美保・・・本仮屋ユイカ
坂井浩明・・・松尾スズキ
加山の妻・・・霧島れいか
栗林伸行・・・相島一之
前畑吾郎・・・袴田吉彦
森本・・・中丸新将
男(桂木尚人)・・・寺島進
高見沢浩一・・・神尾祐

浦井茂・・・柴俊夫
太田佳苗・・・草笛光子
吉田栄之助・・・竜雷太
篠塚良雄・・・國村隼

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