
WOWOW放送で録画
監督 犬童一心
上映時間 120分
公開年 2007年5月

東京の旅行代理店に勤める咲子は
徳島で一人暮らしをしてる母・龍子の入院の
知らせを受けて帰郷する。
母が末期癌と知り看病を決意するが
自分に黙って献体を申し込んでいると知り
また
松山から渡された
龍子の預かり物で
母の思い出を巡りながら想いを知る。
まゆやま と読んでしまう(^^;ゞ
(実際 どの方向から眺めても
眉の姿に見えることからついたそうな)
あの家政婦のミタの松嶋さん
無表情ばかり観てたら
他の演技を見たくなって
たまたま放送されてたので視聴。
映画は4年前の作品で
元々 スレンダー(頬はぷっくりなんだけど)だけど
今より ちょっとふっくらしてて(ミタでは
全体的にスッキリ締まったな感じ)
ここでは笑ったり泣いたりや
悩んだり切なくなったり
繊細な表情を見せたと思う。
が
母親役の宮本信子さんの
さっぱりした気性の女将は
年を重ねつつも輝く女の艶のような
自然体が光っていて
(う~む微妙に主役を食ってたような)
義太夫の節回しなど見とれてしまった。
それと
釘付けとなったのは阿波踊り
実際の開催日に合わせ
徳島市に協力をお願いしたのかな?
本物そのものというか
ニュースなどの映像で観る迫力そのもの
臨場感溢れる画面でしたもん。
途中 主人公は邪魔だろ(^^;
とか
でも、そこでの
咲子、龍子、孝次郎
この三人の対岸するシーンが眉山
いや(^^ゞ
実は一番の山では?
しかし
お龍は阿波踊りが好きだけど
そこで
お龍が一人 咲子を生んで育てたのは
そこが愛して尊敬した男の故郷で
二人の思い出の眉山がある
徳島という土地を愛したからでは?
眉山なのか阿波踊りなのか
(阿波踊りのシーンを抑えるか?
お龍が徳島を愛着した部分を明確にするか?)
伝えたいモノがブレたような、、
眉山がぼやけたような
(眉はハッキリ描かんと、、、笑)
自分的にはそう感じました。
ただ
徳島は良い所ですね~。
そこで生きたお龍はカッコ良くて
大人の女性でした。
それと
原作は知らないけど
咲子と寺澤は
早くにいい仲になってしまい(薄っぺらく)
要らなく思い
相手役の大沢さんは仁先生でした(^^;
ネタバレというか

咲子は母が余命幾ばくも無い身と知り
その頃
寺澤の軽率な発言(あの看護師は
その後 どうしたのかな?)をキッカケに
寺澤と親しくなって恋愛に発展。
咲子は医師でもある寺澤から
母・龍子の献体を知り
また松山から
自分が死んだら咲子に渡して欲しいと頼まれた箱
中には龍子らしく
相続手続書類の他
父から咲子に送られ(贈られ)ていた
現金書留封筒(誕生日の日付で)
龍子宛の手紙と眉山で撮った
若かりし龍子と父と思われる男性の写真が
整頓され入っていて
会った事も無く
死んだと聞かされていた父親に
自分は幼い頃
会った事を思い出した咲子。
龍子の手紙から
父と母の事
父には妻がいた為 母と別れた事など
手紙の住所から父を訪ね
医者と知り母が献体を
申し込んだ事が分かるわけで
患者として徳島の阿波踊りを見ないかと告げ
阿波踊り当日
咲子は寺澤と一緒に龍子を連れ演舞場に行き
人混みの中
父(孝次郎)を捜し
ようやく見つかった父も
咲子に気付き
咲子を見た龍子も
孝次郎に気付いて見つめ合い。
三人がこの後
顔を会わせ話をしたかどうか?
シーンはないですが。
二年後 夢草会で慰霊祭が行われ
そこで母が学生達に送った手紙
河野咲子は私の命です
咲子は涙します。
母の側にはいつも眉山、、
愛する父の故郷が
龍子と咲子を見守ってくれた。
そんな感じですかね~?

監督・・・犬童一心
脚本・・・山室有紀子
原作・・・さだまさし「眉山」
主題歌・・・レミオロメン「蛍」
キャスト
河野咲子・・・松嶋菜々子
河野龍子・・・宮本信子
寺澤大介・・・大沢たかお
篠崎孝次郎・・・夏八木勲
松山賢一・・・山田辰夫
吉野三郎・・・金子賢
綿貫秀雄・・・本田博太郎
小畠剛・・・中原丈雄
島田修平・・・永島敏行
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