
第10週
秘密

昭和17年12月末
うぅ さぶ~
善作は馬場の37連隊まで行ったが
勝とは会えなかった。
糸子は縫い子と妹達に
野菜やら食品を包んだ風呂敷を渡していた。
世話になった人達へのお歳暮だ。
りんには安岡家に行かせ
糸子は様子を聞き
男はおらんかったか
うちと同じ年ぐらいの顔のなまっちょろい
りんは
見てません。背の高い人とおばさんだけでした
おばさんとは話してません
良かった
受け取ってさえくれたんやったら
この正月には雑煮が食べられてるやろ
昭和18年正月
糸子の家の食卓には御節や雑煮があった。
善作は
勝は餅くらい食えてるのか
心配していたが
糸子は黙ってかぶりついていた。
電気、ガスの規制が厳しくなり
善作達も糸子達と一緒に暮らすようになり
そんな頃
木之元がやって来て
勝が大陸(南極大陸?、、違っ)に渡ったと。
糸子は
どうせ浮気しちゃった旦那や
そやけど
うちがなんぼ家族をほったらかして
仕事してたかて文句の一つも言わへんかった
あんな優しい人はいてへんで
いやほんなもん
自分が遊ぶのに都合が良かっただけや
そんな思いが糸子の頭をグルグルグル
婦人会の女性がやって来て
勝のミシンを供出するよう言われるが
糸子は戦争から帰って来た時
主人は仕事がでけえんようになります。
婦人会の一人が、、
潔く遺骨になってかえってくるのを願うって。。
死んでお国の役に立ってこそ 値打ち。。
本当にこんな事を言われたんですかね?

戦争ってやつは。。
婦人会の女性達も自分の旦那にも
そう思えたのか?
糸子のくそ!怒りも無理ないです。
で、どうせ浮気してた旦那やって、、(苦笑)
糸子のどっちにも
気持ちが動くのがわかる~。

そして
善作は茶箪笥から何かを出そうとして
その拍子にオイルが火鉢に落ち
二階に居た糸子は
大きな悲鳴を聞き
下に下りると
ハルと千代が叫ぶ中
善作の体に火が
お父ちゃん!!

予告の善作が、、
酷い火傷でした。。
そして
糸子の叫びには涙

赤ちゃんは糸子の三番目の子ですね。
一瞬 静子の子かと(笑)
ところで
あの時代の糸子の家の豊富な食料
原作には
岸和田近郊は農家が多く
米、豆、野菜など
色々と置いていってくれたそうで
代金の代わりや
生地と交換したりで
いつしか家には色んな物が
集まるようになったとあります。が
闇取引をしてるのでは?で疑われ
非国民と言われたり
嫌がらせも受けたりで
家に品物があっても行列に並ぶ事もあったそうです。
それと火事の原因は原作と同じです
その後については止めておきます(^^;ゞ
まだ拾い読み
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