
WOWOW放送で録画
監督 篠崎誠
原作 桐野夏生「東京島」
脚本 相沢友子
上映時間 129分
公開年 2010年8月
あなたなら、
どうする。
無人島に到着した一人の女と複数の男達の
欲望とサバイバルを描いたサスぺンス

結婚20周年の記念に
世界一周クルーズの旅の途中
嵐に遭い無人島に漂着した
夫の隆と妻の清子。
救助を待つ中
間もなく 23人のフリーター達も嵐に遭って
同じ島に漂着。
更に中国人11人も島にやって来て
いつの間にか
そこは東京島と呼ばれて共同生活が始まるが。
あちゃ~、、、

実在のアナタハン島事件がモチーフだそう
だけど
古くは「キャスト・アウェイ」
(もう一度観る時間に費やした方が良かった)
最近だと「LOST」
(斬新だったけど長過ぎて
シーズン3まで観たっけ?で半端だけど)
あと
いつだかに見た
芸人のサバイバル生活
それらの方が良く出来てる、というか
サバイバルという意味では
この映画は違うのでは?
まず飲料水
湖?があった気がする。
食料も最初の蛇にはおっそれらしい~と思ったけど。
(木村さんも原始的っぽく)
その後は
バナナやらマンゴーのようなフルーツが
ジャンジャン出て来てありゃりゃ。。

塩はともかく
豚は島に居たの?
今までの暮らしよりは
かなり不便(医者もいないし)とはいえ
食べ物には全く困らないと思う。島なのです
清子が後々
罵倒されるけど
この島だからこそモテキとすれば
(木村さんはそれなりに綺麗なので)
夫と暮らしてた頃より
生き生きと輝いていたかも(笑)
そうなると
ユタカへの裏切にしろ
何がなんでも脱出したい理由
そりゃあ、慣れた東京の暮らしがいいでしょ。
観る側がそう思ってるだろうで
清子のそういったシーンがある事も無く
漂着した状況もナシ
乗ってた船は?
(これを直して島を脱出しよう?でもなし)
隆と清子の住まいもいつの間に作った?
夫婦を心配して
身内なりが捜索をしてるでもない
一番の映画の見所?(^^;
女一人と男達
女の武器というからにはで
そういったシーンを期待した方には
肩透かしですよぉ。
木村さんが肌を見せるのは
首だけの入浴シーンとか
肩だしの服
妙な(苦笑)お腹
男達が飢えてギラギラかというと
(清子が)身の危険を感じるわけでもナシ
食べ物はある、天気は常に快晴
(人間も含め)獰猛な動物はいない
のほほんと暮らせるのでは?(笑)
で、出演者は木村さん以外
全く知らないで観たけど
およっ!窪塚さん
(相変わらず 変わり者がピッタリ)
福士君も居た!
柿本祐君、木村君、染谷君
ドラマで見るような顔ぶれもチラホラでした。
簡単にネタバレ

清子の夫・隆は
早い内に崖から墜落。
自殺か?
もしくは清子が殺したか?
すぐ後(どういう経緯か知らないが)
若者の中の一人 カスカベが
清子の夫になり
その頃 中国人達がやって来て
清子の事で腹を立て(清子が豚肉をもらう見返りとして
中国人と肉体関係になったのではと)
その後 カスカベは
やはり崖から落ちて?死んでいた。
(中国人が殺したとは思えず
若者達というより清子な気も)
カスカベが殺される?までの
清子は男達から女王様扱いされていたわけで
若い男達は
次の清子の夫はくじ引きにしようで
ユタカ(後で清子がつけた名)が当たるけど
中国人達は自分達で作ったいかだで
島を脱出しようとしていて
清子は中国人リーダーの男の女になる
を条件に同乗させてもらうも
いかだは何日か漂流して
再び 島に戻る羽目に。
ユタカの事にしろ
自分一人だけ脱出しようとした清子(たぶんワタナベが暴露)に
男達は見向きもせず(罵倒していた)
そんな頃
清子が妊娠(これにはびっくり、、でもあり得るもんねぇ)
父親はユタカだと嘘を吐き
(多分 父親は中国人)
ユタカの情を利用して
再び 清子は国母的な扱い(ユタカが国を統治するとか言ってたので)
しかし
またまたこの頃
バンコク?に出稼ぎに行こうとしてた
フィリピン人の女 数名が島に漂着。
その中で
出産経験のある女が
大丈夫と言って(笑)
清子の双子(確か、チキとチータ)のお産が無事に済み
フィリンピン人が乗ってたボートの修理も終わって
清子と双子の一人とその女だけ脱出。
(若者達対中国人で揉めたけど
ユタカが子供の一人は
自分が育てると言って清子達をボートに乗せた)
10年後
清子と双子の一人にフィリピン人は
誕生日を祝っていた。
同じく 東京島でも
ユタカを主君として
子供(清子が置いて行ったもう一人の子)の
誕生日を
オラガ達 フィリピン人の妻達と子等で祝っていた。
清子は男達の事は気にならなくても
残したもう一人の子を
何故に助けに行かないの?
男達は国を築いてるって
女の逞しさを描いた、といっても
島の生活がこれでは、、
島である必要があったのか?
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