原作 ミツヤオミ「君に光を」
脚本 横田理恵
監督 AMIY MORI
上映時間 103分
公開年 2009年3月14日
"さよなら"なら、ちゃんと言ってよ
流星群に願いを託すロマンス
知的障害のある弟(若葉竜也)を抱え
孤独な生活を送っていた菜月(戸田恵梨香)の前に
幼馴染みの颯太(加藤和樹)が現れ
幸せな時を過ごすが
二人を待っていた運命は、、
全く観る予定のなかった一作です(笑)
本命の「マーリー」上映まで
時間潰しで観たのですが
思ったより良かった。
そこそこ出来てます ヾ(^o^;) オイ
意外ではあったけど
↓ジャケットのどこかイっちゃってる風な彼といい(^▽^;)
白い雪、流れ星、願い、占い
変化球もナシの直球
コテコテな少女漫画ストーリーであります。
雪降る美しい街、北海道を舞台に
かつて結婚を約束した幼馴染みと
再会→恋愛→一時の別離→過酷な運命
起承転結が明確となってる
恋愛映画の定型なんですが
極力無駄を省きシンプルに仕上げた為
少女の儚い初恋を等身大で演じた
戸田恵梨香ちゃんの美しさそのものが恋極星に見え
滲み出る可憐さゆえ
颯太に抱き付くシーンは愛しさが倍増!(笑)
こんな彼女が居たら
ウジウジしてられないでしょう。
なのに、、
颯太の情けなさにガックリ、、フー ( ̄‥ ̄) = =3
こんな人に絵梨香ちゃんは渡しません。
(ワタシは絵梨香ちゃんの親衛隊か、、笑)
出現したてのキャラは気さくで良かったのに
元々、音信不通だったにも関わらず
突如、出現し
いい仲になったと思ったら
それはないよね。。
身勝手に思え
二人の恋に感情移入も出来ずだったけど
菜月が颯太の為
流星群を見せようと
15分の奇跡を作った苦労にはちょいとウルっと来た。
菜月の颯太への想いが溢れてるワンシーンですね。
三人で星を見た思い出は
ドラマ「流星の絆」を彷彿させ
絵梨香ちゃん的にも撮影は重なったのかな?
加藤和樹さんは
ドラマ「ホタルノヒカリ」でも
キャラに馴染めず(苦手)
別な人なら興業的にも伸びたような、、(ファンの方、すいません)
若葉竜也君は
ドラマ「マイ☆ボスマイ☆ヒーロー」での印象が強し。
ここでは難しい役を頑張ってましたネ。
映画館で観るほどではないけど
レンタルなら
どうですかね~?みたいな (^_^;)
一応、ここからはネタバレ
11年あまり
颯太の菜月への想いは
どうだったのか?
颯太は脳腫瘍が再発した為
初恋の人、菜月に会いに来たわけで
病気になってから
やって来るとは何だか身勝手( ̄~ ̄;)
絶望の中
癒されに来たのでしょうか、、
何も知らなかった菜月は
連絡の取れなくなった颯太を探し
その後は励まして側に付き添うが
颯太のオペは成功せず
亡くなってしまうだけに
菜月には辛い事に思う。。
でも
菜月は父が遺した
プラネタリウム施設の再開を決心?
前向きに生きる希望を
持つ事が出来たというわけです。
初恋は叶わない、、けど
少女を大人にさせてくれた?
恋愛映画、お初の恵梨香ちゃん自身
大人へのステップを歩みだしたな感じですかね~(^○^)