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手紙

手紙~あなたに会えてよかった~(DVD) ◆20%OFF! 

「白夜行」でお馴染みの
東野圭吾の作品であり
若手三人の共演という事で、観に行きましたが
とても重たくて難しいテーマでした。

観客も少ないし(小田原TOHOシネマだから?、、^_^;)
内容については、若干原作と違うようですが
映画を観ての感想です。



兄、剛志(玉山鉄二)が
殺人の罪で刑務所に入っている為
住居と職場を転々とする事を
余儀なくされる武島直貴(山田孝之)


お笑いの道に進み、明るい兆しが見えても
つかの間。
朝美(吹石一恵)との付き合いも
父親(風間杜夫)によって終わりを迎えてしまう。



必死に築き上げ、頑張っても
強盗殺人犯である兄を持つ為
あらゆる場所から差別を受けてしまいます。


由美子(沢尻エリカ)と家族を持つ事で
直貴が決心した事は・・・


手紙


兄が犯罪を起こした事により
弟の人生が狂わされていくわけですが



もし、友人の兄が犯罪者になったら
今まで通りの付き合いが出来るのか?


もし、自分の家族が犯罪者と付き合っていたら
黙認出来るのだろうか?



差別はしないと断言出来るかと言うと
ワタシは、正直、即答出来ません。。


この点は、
直貴自身、身内が犯罪者でありながらも
家族を持った事で
朝美の父を理解する立場にもなるのですよね。 


 s-linedrycorn.gif


そして、自分が直貴の立場になったら?


兄は、刑務所という社会から隔絶された中で
罪を償っているわけですが
弟が生活すらも脅かされるほど
差別を受けているのに
犯罪を犯した兄は、それを知る由も無い訳で
手紙の内容が、何だか明るいのですよね。

これは複雑でした。


身内である兄を捨てる事は出来ない。
でも、我が子までも苦しめるようになったら?
直貴が兄に書いた最後の手紙は
誰も非難する事はできないのでは、、、?
ワタシはそう感じましたが
他の方は、どうかなぁ。。
s-linedrycorn.gif


一番印象に残ったのは
家電店の会長(杉浦直樹)の言葉です。



「犯罪者の家族への差別は当然なんだ。
 差別のない場所に行くのではない、ここから始めるんだ」


人が人を殺す事がどれほど重大な事件であるか。。
犯した本人だけでなく
家族もそれを背負わなければならない。


足を引きずった初老の会長自身も、差別の中で
必死に生きてきたのではないでしょうか。
これが作者の伝えたかったMSGでは?


 


由美子は、かなりの理解者です。
会長と由美子に巡りあった事は
直貴にとって、希望も与えてくれたと思います。


ただ、人の手紙を読んでいた由美子の行為は、、、
どうだろうか?と疑問もありますが。



s-linedrycorn.gif


難しいテーマなので
泣くより考える方に頭が回ったのですが
直貴が差別のない場所に行きたい、と
ボソッとつぶやいた時が
唯一、泣きそうになりましたね。



山田君は、やはり影のある青年がピッタリでした。
漫才シーンは、ワタシにはウケましたよー(笑)
暗さと笑い。
この真逆を持ってきた部分は、絶妙ですね。



エリカちゃんの関西弁は、う~む、、あれでいいのかな?と
?には思ったのですが
関東の人間なので、ひどい違和感はなかったです。
近所のママ達に避けられるのですが
あまりに可愛いから?(笑)と思うシーンも(^◇^)
野暮ったい服を着ていたのは正解でした。



個人的に、「タイヨウのうた」コンビの見直しが出来て
スッキリしました(苦笑)


玉山さんの朗読は良かったです。



s-linedrycorn.gif



しかし、加害者とその家族を中心に描くとは
東野氏、やってくれます!
監督が生野慈朗氏とは、ちょっと驚きましたが
罪と人間について、よく描かれていたと思います。


主題歌(コ・モ・レ・ビ)は、あまり意味がなかったような^^;
小田さんの歌(言葉にできない)の方がインパクトがありましたね。


 

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コメント

ルルさん、TBありがとうございました(^^)
ルルさんは、小田原にお住まいなんですね!?
意外と近くなので、驚きましたっ♪
この作品は、私もそれぞれの立場に、自分を置きかえながら観ていました。
由美子は素晴らしい女性でしたが、確かに、勝手に手紙を読んでいたのは、あまり感心できることではないですね・・・。
原作より、救われるような作りに、なっていたように感じましたが、原作のほうが、重く深く考えさせられました。
ラスト、玉山さんの熱演には、涙が出ました・・・。
2006/ 11/ 15( 水) 18: 56: 18| URL| 空# -[ 編集 ]
 
こちらにもありがとうございますe-466
ドラマが多くなり
映画を書くのは少ないので
コメントをいただけて
有難いです~。
ですのに(汗e-330
お返事が遅くなり、スイマセン。。

>小田原にお住まいなんですね!?

小田原ではないのですが(^^ゞ
近場の映画館に行くとなると
小田原までが、車で30分。
もしくは、海老名まで行くと
1時間、、でしょうか^^;
安くあげようと(笑)
レイトや1の日を
狙うようにしています。
空さんはたくさん観ていますねー!
迷った時に参考にさせてくださいませ~。

>原作のほうが、重く深く考えさせられました

原作を読んでる方の共通な意見なようですね。
今は「嫌われ松子の一生」を読んでいるので、こちらが終わったら
手紙も読んでみたいと思っています。
今後もお付き合いできたら
嬉しいです!
よろしくお願いします。

2006/ 11/ 17( 金) 17: 34: 19| URL| ルル# -[ 編集 ]
 
ルルさんへ
私のブログにTBとコメントありがとうございました
私も遊びにきましたよ
ドラマのレビューたくさん書いてるんですね
私も少し前はドラマレビュー書いてましたが
時間が最近なくて見るだけです

原作ではバンドをやっていましたが映画では
お笑い芸人をめざしていたんですね
人生がうまく回りだそうとすると
兄の影がつきまとう
弟が兄を憎む気持ち仕方ないことですよね
兄は塀の中で弟がどんなことになっているかも知らず手紙を書いてくるし

空さんによると映画の方が救われる終わり方となってますから
私も早く映画のほうを見たいですが
DVDで見ることになりそうです
2006/ 11/ 18( 土) 21: 45: 50| URL| えみち# -[ 編集 ]
 
こんにちは~!
こちらに来ていただき
ありがとうございます!

実は、本はあまり読まないのですが^^;
東野さんの小説は、
「変身」を初めて読んで、とても気に入り、その後「白夜行」がドラマ化された時は、"やった~"(笑)という感じでした。

ラストが原作と映画では
違うようですね。
DVDを観て、違いを比べてくださいませ。
もし、感想をアップされたら
お知らせください。
コメントをありがとうございました<(_ _)>
今後も良かったら
よろしくお願いします。
2006/ 11/ 19( 日) 14: 43: 22| URL| ルル# -[ 編集 ]
 
初めまして。こんばんは。
弊ブログへのトラックバック、ありがとうございます。
こちらからもコメントとトラックバックのお返しを失礼致します。

この作品は、特に、終盤の見事な物語展開での、玉山鉄二さんと山田孝之さんの渾身の演技が素晴らしかったと思います。

また遊びに来させて頂きます。
今後共、よろしくお願い致します。
ではまた。
2006/ 11/ 30( 木) 00: 25: 39| URL| たろ# /Qo2uXNc[ 編集 ]
 
こちらこそ、初めまして<(_ _)>
コメントをありがとうございます!

そうですね~。
終盤のシーン、、特に会長の言葉には重みがありました。
玉山さんと山田さんの兄弟は
良かったと思います。

映画は少ししか見れませんが
連続ドラマと違った魅力があって
結構、好きなんです(^・^)
またよろしくお願いします!
2006/ 11/ 30( 木) 18: 32: 55| URL| ルル# -[ 編集 ]
 

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